最近思うことがありまして。

上司のあり方、ってどうなんだろうって思います。
というのは。


叱り方」なんですよね。

 

部下がミスをした時に。
頭ごなしに怒る人、感情的になる人、嫌味を言うように言う人、いますよね。

私も割と人の態度には敏感ですが、どちらかといえば耐性はある方で、あまりにも理不尽なことを言われない限りは、怒られて傷ついたということはあまりありません。

 

でも、繊細な人は。
まず何が理由で怒られなければならないか、よりも。
「今から怒られる」顔色の方に意識を向けてしまう。
そして、怒られる前に防衛反応を起こすんですよね。

 

目の前で見ていて、私も心苦しくなる。
そんなに大声で怒鳴ったってね、そんな状態ならもう受け付けないんだから。
そして、その怒りの負エネルギーが周りの人間にも届く。
イライラ、そわそわ、おどおど。。。
伝染するんです、マイナスってね。


私が読んでいるアドラー本「嫌われる勇気」によると。

 

怒りとは、無抵抗な相手に対し、より安直な手段で屈服させる道具

 

なんだそうです。
上司ってつまり部下よりも、肩書き上優越性がどうしてもありますよね。
だから、自分の方に優越性があるから、部下のミスを叱るときに怒りの感情を捏造する。
そうして怯えた相手に言うことを聞かせる仕組み。

 

でも。

 

言うことを聞かせる前に、言うことを聞かないよう殻に籠られてしまったら?
元も子もない。

 

では、部下がミスをした時に、どう注意を促せばいいか。
もう一つ、私が1年前に後輩を指導する時に参考にした本があります。
やさしすぎるあなたが、少しずつ自分を出す練習という本。

 

まず相手のいいところを褒めてから、自分の意見を言う、またはお願いする

 

著書では相手のいいところを3つ褒めてからとありますが、とっさの判断で相手のいいところを3つ褒めるって結構難しいし、器用にできませんよね。

だから、私も注意する時は、まず上司でも部下でも相手のいいところを褒めてから、伝えるよう心がけています。

 

例えば、私と一緒にお店の早番で出勤だったAさん。
不思議なことに、私が定時に出勤するともう既に出勤していて早番の仕事の8割が終わっている。
そんなに早く来て仕事をすると、早出手当に該当してしまうのでウチでは禁止になっている。
しかも、私が出勤して残りの仕事をやろうとすると。

 

「いいですよ、やらなくて。私がやりますから。」

 

と言ってくれた。
でも…私はラッキーとは思いません。
だって仕事しに来てるのに、黙ってみているくらいなら帰りたいのが本音笑
なので。

 

「〇〇さん、あのね。そうやって仕事を率先して何でもやってくれる優しいところ、本当に大好きなんだけど、仕事ってチームワークでやるものじゃない? 一人で何でもやろうとしないで、周りに任せてくれるとそんなに早く来なくていいし、自分も楽になると思うけどなあ。」

 

と言ってみた。

するとAさんは「ありがとう。じゃあ、お願いしてもいいですか。」と困ったように笑う。
その様子が心なしかちょっと嬉しそうだったんです。
一人で何でもやろうとしてしまう人って、「頼れる人がいない」と視野を狭く捉えがち。
でも、それについて怒られる権利って実はないし、仕事において必ずしも「チームワークで行う」というルール付けがされているわけでもない。
ここで、お気付きですよね。仕事って何でも「人間関係」で成り立っている。

 

だから、言っていいこと、悪いこと、必ず怒って意見を言わなきゃいけないことってないんです。
まじめな日本人は「仕事だからこうしなきゃ」が頭にありがち。
でも、そんな枠にはめられて仕事して、自分に嘘をついて、楽しいかな。。。
そして、怒りって弱い自分の手に握られた、人を威圧する武器にしかならない、諸刃のナイフなんです。
それを振りかざしている時の自分、客観的に見たらどう見えますか。

 

日頃、周りで怒りに触れることが多い方々へ。
ぜひ、みなさんも考えてみてほしいです(◍•ᴗ•◍)

 


片倉あい